宗教は軽蔑すべき迷信か その壱
冒頭から私事で恐縮だが、筆者はこれまで信仰心を抱いたことがない。何となれば自身、理知こそが真理に到達できると信じていたからである。故に宗教などまさに迷信、盲信の極みであると高をくくっていたのである。今でこそ多少の理解は有るものの、信仰を得るまでには至ってはいない。その上で述べるのであるから、至らぬ所もあろう。
当ブログではかなりの比重を宗教に置いている。しかし筆者は特定の宗教に帰属していない。何故と言えば、信じられないからである。ではなぜ斯くも筆者が宗教を論じるのか。それは宗教が迷信であるという謬見を払わんがためである。
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