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王様の耳は驢馬の耳

受け売りを書いているだけです。気になさらないで下さい。

日本資本主義の精神を読んで その参

前回は梅田梅岩の思想の基礎となった、鈴木正三を見てきた。今回は江戸時代の中流サラリーマン、石田梅岩に焦点をあて、山本七平氏の著書を通してその精神構造の基本を本著を通して見ていきたい。 bambawest.hatenablog.com

日本資本主義の精神を読んで その弐

「日本資本主義の精神」の著者、山本七平氏は言う。江戸時代は日本の歴史の中で、最も興味深い時代であり、およそ二百五十年の治世のうちに「自前の秩序」を確立した。 本著のなかで最も強調されるのは石田梅岩であるが、彼の思想の基礎には鈴木正三がある。…

日本の於ける理性の傳統を読んで その参

前回の記事で「自由」に触れたが、今回は少しこれに言及してみたい。前回からの繰り返しになるが自由は明治以降FreedomやLibertyの訳語であると言われているが、俗説に過ぎない。これはもともと仏教語で大陸から伝わり古くから日本にあり、日本書紀にも見ら…

日本に於ける理性の傳統を読んで その弐

前記事で道理が近代開始の標識後であると、小堀桂一郎先生が著書において述べられた。では道理とは如何に把握され、どこまで浸透していたのか。 bambawest.hatenablog.com

戦争と美 其の弐

美しいままの死は未完で、未完の美は真の美ではなく、虚偽の美しさであって、泡沫のような虚しい幻影にすぎないのか。前回に続いて戦争の中の美しさに関する考察を続けたい。 前回同様予め断って置くが、これは戦争の悲惨さだけを高調する世間一般に対する別…

戦争と美 其の壱

今回の投稿は戦争についてである。言わば今までの戦争に関する記事は、地ならしと言えよう。 以前からの投稿にも増して、まず理解されないであろうことを承知で述べたい。動もすれば左右の別なく袋叩きにされることも分かっているが、これは筆者が幾つかの戦…

宗教は軽蔑すべき迷信か その弐

前回は宗教とは如何なるものであるのかを述べた。今回は宗教権威の失墜が如何に起こったかということから見ていきたい。 bambawest.hatenablog.com

宗教は軽蔑すべき迷信か その壱

冒頭から私事で恐縮だが、筆者はこれまで信仰心を抱いたことがない。何となれば自身、理知こそが真理に到達できると信じていたからである。故に宗教などまさに迷信、盲信の極みであると高をくくっていたのである。今でこそ多少の理解は有るものの、信仰を得…

古事記を味読すれば ㋺

さて、早速話を続けたい。 bambawest.hatenablog.com

古事記を味読すれば ㋑

速読の効用が高調される昨今であるが、その中ですっかり等閑に付されて久しいのは味読であろう。読んで字の如く味わって読むの大切さを、古事記の一節から再確認してみたい。

神道の略歴

山田孝雄に出会えたのは幸運であった。神道の歴史を簡潔に解説されていて、このまま筆者の中で寝かしておいても勿体ない。備忘録も兼ねてここで簡単に書き留めて置きたい。

神道は宗教か

某市議会議員から教えて頂いた記事を紹介します。 先日キリスト教徒の方へ常々疑問に思っていたことを質問をしました。それは、もしご皇室に対して崇敬の念を抱いているのなら、どうやって御皇室とキリスト教を自分の中に矛盾なく共存させておられるか、とい…

イスラム教の基礎知識的な随筆 その五 イスラム教法学

今回はイスラム法学を取り上げたいと思います。 「我民に於ける見解の相違は、神の慈悲なり」 上はムハンマドの言葉です。イスラム教徒はこれを信じ互いに他の法学派を是認しています。煩を恐れてここでは取り上げませんが、現在スンニ派は四つの学派に、シ…

イスラム教の基礎知識的な随筆 その四 イスラム教の弘布

イスラム教徒の数は2050年にはキリスト教を抜いて世界最大の宗教となると予想されています。 なぜキリスト教を差し置いてそこまで信者数を増やせるのでしょうか。

イスラム教の基礎知識的な随筆 その三 スンニ派とシーア派

今回はよく聞くスンニ派とシーア派についてです。 両派どこがどう違うのかはあまり知られていないように思えます。詳細は各自で調べていただくことにして、ここでは簡単な概略に触れてみたいと思います。

イスラム教の基礎知識的な随筆 その二 コーラン

今回はコーラン*1の成立についてです。早速見ていきましょう。 この聖典はイスラム最後の牙城です。一字一句全てが神の言葉です。ですのでコーランを床に置いたり、穢れた手で触れることは許されません。翻訳もやむを得ない場合にのみでしかされません。しか…

イスラム教の基礎知識的な随筆 その一 ムハンマドの出現

ムハンマド・イブン・アブドゥル・ワッハーブ*1は言わずと知れたイスラム教の開祖であります。 ムハンマドの出自などは各々Wikiでも参照していただくとして、今回はイスラム教に関して知り得た事を備忘録を兼ねて随筆したいと思います。 *1:マホメット、モハ…