王様の耳は驢馬の耳

週一の更新で受け売りを書き散らしております。

科学

「人体600万年史」を読んで その弐

人体の歴史を学ぶことは、人間という存在を正しく理解する一助になる。生き物である以上、その種の行動様式になんらかの規範が認められるだろう。それに則った生き方が、自然であり自由である。 だから原始的生活に戻ろう、などというのは極論であることはい…

「人体600万年史」を読んで その壱

人類と類人猿の祖先は、およそ600万年前に分かれたという。学者によっては100万から200万年ほど前後するが、だいたいその辺りだろうというのが大方の意見のようだ。 その進化の過程において、人間の身体の健康と病はどのように変化し、農業や産業、そして医…