宗教は軽蔑すべき迷信か その壱

冒頭から私事で恐縮だが、筆者はこれまで信仰心を抱いたことがない。何となれば自身、理知こそが真理に到達できると信じていたからである。故に宗教などまさに迷信、盲信の極みであると高をくくっていたのである。今でこそ多少の理解は有るものの、信仰を得るまでには至ってはいない。その上で述べるのであるから、至らぬ…