王様の耳は驢馬の耳

週一の更新で受け売りを書き散らしております。

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

神道の略歴

山田孝雄に出会えたのは幸運であった。神道の歴史を簡潔に解説されていて、このまま筆者の中で寝かしておいても勿体ない。備忘録も兼ねてここで簡単に書き留めて置きたい。

戦争は無くならない

戦争は無くならない (1984年) 作者: 松原正 出版社/メーカー: 地球社 発売日: 1984/01 メディア: 単行本 クリック: 16回 この商品を含むブログ (4件) を見る 備忘録を兼ねて注目した要点を箇条書きにした。

戦争はないに越したことはないなんて、絶対に言ってはいけない

下は松原正氏出演ラジオ番組より文字起こししたものである。 「一朝有事の際の、敵兵を殺すために、つまり戦争のために自衛隊は存在しているのだ。それなのに制服が「戦争はないに越したことはない」と言う。

「考えるヒント」を読んで

小林秀雄の「考えるヒント」からの抜粋。 文学はさっぱりわからん。政治に関して殊に印象に残ったところだけでも、残しておきたい。

今更だが、田村玲子の最期について

ふと思った。どうして田村玲子は逃げも戦いもせず、死を選んだのか。 以下は筆者の考察である。

「勞」働と対価について

繁忙期もようやく終わり、その間「労働」についてつらつら惟んみた事など書いてみたい。労働の定義は頭や体を(或いは心も)使って働くことだが、その主なる目的は生活の糧を得ることであることは概ね同意を得られるところであろう。 ここで思うのは、労働の真…

神道は宗教か

某市議会議員から教えて頂いた記事を紹介します。 先日キリスト教徒の方へ常々疑問に思っていたことを質問をしました。それは、もしご皇室に対して崇敬の念を抱いているのなら、どうやって御皇室とキリスト教を自分の中に矛盾なく共存させておられるか、とい…

イスラム教の基礎知識的な随筆 その五 イスラム教法学

今回はイスラム法学を取り上げたいと思います。 「我民に於ける見解の相違は、神の慈悲なり」 上はムハンマドの言葉です。イスラム教徒はこれを信じ互いに他の法学派を是認しています。煩を恐れてここでは取り上げませんが、現在スンニ派は四つの学派に、シ…

イスラム教の基礎知識的な随筆 その四 イスラム教の弘布

イスラム教徒の数は2050年にはキリスト教を抜いて世界最大の宗教となると予想されています。 なぜキリスト教を差し置いてそこまで信者数を増やせるのでしょうか。

イスラム教の基礎知識的な随筆 その三 スンニ派とシーア派

今回はよく聞くスンニ派とシーア派についてです。 両派どこがどう違うのかはあまり知られていないように思えます。詳細は各自で調べていただくことにして、ここでは簡単な概略に触れてみたいと思います。

イスラム教の基礎知識的な随筆 その二 コーラン

今回はコーラン*1の成立についてです。早速見ていきましょう。 この聖典はイスラム最後の牙城です。一字一句全てが神の言葉です。ですのでコーランを床に置いたり、穢れた手で触れることは許されません。翻訳もやむを得ない場合にのみでしかされません。しか…

イスラム教の基礎知識的な随筆 その一 ムハンマドの出現

ムハンマド・イブン・アブドゥル・ワッハーブ*1は言わずと知れたイスラム教の開祖であります。 ムハンマドの出自などは各々Wikiでも参照していただくとして、今回はイスラム教に関して知り得た事を備忘録を兼ねて随筆したいと思います。 *1:マホメット、モハ…

正義と力

トゥキディデス*1の「戦史」より、有名なメロス島*2の対話。 国際交際の不文律は弱肉強食、独善主義である。それをトゥキディデスは見事に描いている。古今東西、純粋に他国のために自国を犠牲にした国家を、私は寡聞にして知らない。 *1:古代アテナイの歴史…