2016-12-14 学問と読書 その弐 思想 前回の続いて今回も読書と学問に就いてである。読書が著作をある種の崇拝になると、有害無益に陥る弊に就いて述べた。 bambawest.hatenablog.com ではどうすれば可いのか。 続きを読む
2016-12-12 読書と学問 その壱 思想 筆者は毎年50冊程度本を読む。読書家を自認する諸氏からすれば、嗤われる冊数だろう。遊興に耽りたい気持ちに鞭し、寸暇を惜しんで読書に努めては居るつもりであるが、果たしてこれで道を得られるのかどうか、甚だ心許ない。 周囲からの視線も、必ずしも温かいとは言い難い。金にも為らぬ事と蔑まれもする。不惑の年に迫るにも拘わらず、今日も心を揺らされる。それは横井小楠の「学校問答」である。 続きを読む
2016-12-10 古事記を味読すれば ㋑ 宗教 速読の効用が高調される昨今であるが、その中ですっかり等閑に付されて久しいのは味読であろう。読んで字の如く味わって読むの大切さを、古事記の一節から再確認してみたい。 続きを読む
2016-12-08 戦争は無くすべきではない 思想 過激な表題で煽っているようだが、そんな気は全くないのだ。筆者自身、戦争は無い方が好いという気持ちは人並みにある。しかし人間本性として戦いを否定し去って、果たしてそれが正しいのか否か。ここで考えて見る価値はある。 続きを読む