王様の耳は驢馬の耳

週一の更新で受け売りを書き散らしております。

読書と学問 その壱

 筆者は毎年50冊程度本を読む。読書家を自認する諸氏からすれば、嗤われる冊数だろう。遊興に耽りたい気持ちに鞭し、寸暇を惜しんで読書に努めては居るつもりであるが、果たしてこれで道を得られるのかどうか、甚だ心許ない。

 周囲からの視線も、必ずしも温かいとは言い難い。金にも為らぬ事と蔑まれもする。不惑の年に迫るにも拘わらず、今日も心を揺らされる。それは横井小楠の「学校問答」である。

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戦争は無くすべきではない

 過激な表題で煽っているようだが、そんな気は全くないのだ。筆者自身、戦争は無い方が好いという気持ちは人並みにある。しかし人間本性として戦いを否定し去って、果たしてそれが正しいのか否か。ここで考えて見る価値はある。

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